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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科59巻13号

2005年12月発行

文献概要

セミナー 泌尿器科領域における重症・難治性感染症とその対策 6

尿路カテーテル留置複雑性尿路感染症の対策

著者: 浪間孝重1 川崎芳英1 大沼徹太郎1

所属機関: 1東北労災病院泌尿器科

ページ範囲:P.1025 - P.1030

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要約:尿路カテーテル留置複雑性尿路感染症(CAUTI)の疫学,発生機序,診断基準,治療指針,感染制御について概説した。CAUTIは院内感染の40%を占め,発生には尿流途絶,上皮損傷,バイオフィルムが深く関与している。有症状の症候性尿路感染症では積極的な抗菌化学療法の適応であるが,無症候性細菌尿では尿路カテーテルの取り扱いを熟知したうえでの院内交差感染対策が重要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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