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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科59巻13号

2005年12月発行

症例

人工尿道括約筋コントロールポンプを大腿内側皮弁内に再留置した1例

著者: 内藤浩1 金岡俊雄2

所属機関: 1日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 2日本赤十字社和歌山医療センター第一泌尿器科

ページ範囲:P.1038 - P.1041

文献概要

症例は68歳,男性。前立腺癌に対する根治的前立腺全摘除術後に生じた尿失禁治療目的で人工尿道括約筋(AMS 800)埋込み術を施行したが,陰囊部感染のため全回路摘出を余儀なくされた。再埋込み術にあたり,高度に萎縮した陰囊にかえて,大腿内側に局所皮弁によるポケットを作成し,その中にコントロールポンプを留置した。術後1年を経過し,感染もなくポンプも容易に操作可能である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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