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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科59巻3号

2005年03月発行

手術手技 ここまできた泌尿器科日帰り手術 12

精管結紮術

著者: 永田幹男1

所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科

ページ範囲:P.195 - P.205

文献概要

要旨:われわれの精管結紮術は陰囊上部外側で精管を3本の指で固定して皮膚を小切開し,精管を含む組織を有鉤鑷子で把持し,精管直上で膜を切開して,精管のみをもう1本の有鉤鑷子で把持し,無鉤鑷子を用いて,周囲の組織を注意深く精管から剝離し,5cm以上精管のみを露出,精管切断面が反対方向に向くよう結紮し,少なくとも3cm以上精管を切除する。

参考文献

1)越智淳三(訳):V-2生殖器.解剖学アトラス.第3版.文光堂,東京,2003
2)Töndury G:Angewandte und topographishe Anatomie, 5, Aufl. Thieme, Stuttgart, 1981

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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