文献詳細
異論・反論 泌尿器科術前・術後管理
文献概要
1 はじめに
尿道へのカテーテル留置は,難治性尿路感染症の原因になり,できるだけ早期に抜去すべきであるが,TURP後,尿道へのカテーテル留置は最低3日間と先輩から教わり,それに何の疑問も抱かず,それを守ってきた。尿道へのカテーテル留置期間が,入院日数を規定しているのは紛れもない事実である。TURPの翌日に尿道カテーテルを抜去すれば,短期入院が可能となり,患者負担の軽減となるのではないかと考え,筆者の施設では,不必要な点滴や抗生物質の投与をせず,入院当日手術を原則とし,TURPを2泊3日で実施している。
尿道へのカテーテル留置は,難治性尿路感染症の原因になり,できるだけ早期に抜去すべきであるが,TURP後,尿道へのカテーテル留置は最低3日間と先輩から教わり,それに何の疑問も抱かず,それを守ってきた。尿道へのカテーテル留置期間が,入院日数を規定しているのは紛れもない事実である。TURPの翌日に尿道カテーテルを抜去すれば,短期入院が可能となり,患者負担の軽減となるのではないかと考え,筆者の施設では,不必要な点滴や抗生物質の投与をせず,入院当日手術を原則とし,TURPを2泊3日で実施している。
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