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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科59巻7号

2005年06月発行

手術手技 尿路変向・膀胱拡大術 2

尿管皮膚瘻

著者: 小野豊1

所属機関: 1大阪府立成人病センター泌尿器科

ページ範囲:P.489 - P.495

文献概要

要旨:様々な尿路変向術が行われるようになった現在も,尿管皮膚瘻は最も広く行われている手術の一つである。腸管を用いた尿路変向と比べ手軽な手術と思われがちではあるが,そのゴールをシングルストーマ,チューブレスというところにおけば決してやさしい手術とはいえない。チューブレス尿管皮膚瘻の実現のためには尿管血流の温存,尿管への張力をなくすこと,丁寧なストーマ形成が重要である。

参考文献

1)藤本博行:本邦における尿路変向術の現状.泌外15:1097-1101,2002
2)平塚義治,有吉朝美:チューブレス尿管皮膚瘻術の術式と長期成績.泌外12:1213-1220,1999
3)森山浩之,甲田俊太郎,福重 満:豊田法による無カテーテル尿管皮膚瘻術の検討.泌外12:1233-1237,1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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