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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科59巻9号

2005年08月発行

特集 泌尿器科体腔鏡下手術を安全に行うために

泌尿器科体腔鏡下手術を安全に行うための基本操作

著者: 松田公志1

所属機関: 1関西医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.623 - P.628

文献概要

要旨 泌尿器腹腔鏡手術を安全に遂行するためには,各種止血器具やクリップの適切な使用法,適切なポート位置の選択と安全な挿入法,術者と内視鏡係の良い連携,両手を用いた手術操作,状況に応じた適切な手術器具の選択などについて基本的な理解と修練が求められる。特に避けるべき手術操作として,膵尾部などに鉗子の先端が食い込むような操作,腸管を通常の把持鉗子で把持すること,腸管や横隔膜周辺での電気凝固の使用,剝離不十分な血管のクリッピング,超音波メスの先端を組織の中に埋もれさせて使うことなどが挙げられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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