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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻4号

2006年04月発行

文献概要

特集 ここが聞きたい―泌尿器科検査ベストプラクティス A.一般臨床検査法 ■尿検査 【細菌検査】

15.細菌検査の方法とポイント,注意点について教えて下さい。

著者: 河田夫美代1 山口誓司2

所属機関: 1市立池田病院中央検査科 2市立池田病院泌尿器科

ページ範囲:P.63 - P.66

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1 はじめに

 泌尿器科領域と臨床検査のかかわりは検体検査がほとんどである。検体検査を診断・治療に役立てるためには,検体の採取法から結果の判定までの一連の流れを知り,そのうえで検査結果を評価する必要がある。特に感染症においては,領域を問わず検査結果が治療方針やその予後に大きな影響を及ぼすため,臨床医と検査室が良好なコミュニケーションを取り,検査を進めていくことが重要である。両者のコミュニケーションの前提として,臨床医の細菌検査の基本的な流れの理解が必要である。本稿では,細菌検査についての一般的な注意点やデータの読み方と,泌尿器科領域での特殊性について述べる。

参考文献

1)満田年宏:第3章.感染症検査の利用法.2.細菌検査依頼のしかた.臨床病理レビュー特集,第121号「検査データに基づく感染症の見方と感染防止対策」:76-81,2002
2)河田幸道:尿路感染症診断のコツ.1 検査・診断法,薬物療法.阿曽佳郎(編):臨床泌尿器科のコツと落とし穴.中山書店,pp102-103,1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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