icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻4号

2006年04月発行

文献概要

特集 ここが聞きたい―泌尿器科検査ベストプラクティス A.一般臨床検査法 ■尿検査 【精液検査】

19.精液検査の方法,ポイント,注意点について教えて下さい。

著者: 横田崇1

所属機関: 1大森中央泌尿器科・内科・外科クリニック

ページ範囲:P.81 - P.83

文献購入ページに移動
1 はじめに

 精液検査は男性不妊症の原因を検索する1つの基本的な「検査法」である。しかし,無精子症の患者を除いて,精液検査のみで男性不妊症と診断することはできない。すなわち,精液検査の結果が思わしくなければ妊娠の機会は統計上減少するものの,まったく妊娠しないわけではないことを認識する必要がある。本稿では一般泌尿器科検査として行われている計算盤による精液検査の手順を解説し,自動分析装置による検査法については省略する。

参考文献

1)Makler A:The improved ten-micrometer chamber for rapid sperm count and motility evaluation. Fertil Steril 33:337-338, 1980
2)Kruger TF:Sperm morphologic features as a prognostic factor in in vitro fertilization. Fertil Steril 46:1118-1123, 1986
3)Carlsen E, Giwereman A, Keiding N, et al:Evidence for decreasing quality pf sermen during past 50 years. BMJ 305:609-613, 1992

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら