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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻4号

2006年04月発行

文献概要

特集 ここが聞きたい―泌尿器科検査ベストプラクティス E.X線検査法 【鎖膀胱尿道造影法】

55.鎖膀胱尿道造影の適応,方法,基本的読影法について教えて下さい。

著者: 岡聖次1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構大阪医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.188 - P.190

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1 適 応

 鎖膀胱尿道造影(bead-chain cystourethrography)は元来女性の尿道を描出するための手段として考案されたものであるが(Stevens and Smith, 1937),今日ではほとんどの場合,女性の腹圧性尿失禁患者における尿道と膀胱底部(膀胱頸部)の正確な解剖学的位置関係を描出させ,尿失禁のタイプ分類や手術適応の評価のために施行されている1)

参考文献

1)Witten DM, Myers GH, Utz DC(eds):Emmett's Clinical Urography. WB Saunders, Philadelphia, London and Toronto, vol 3, chapt. 19, pp2158-2167, 1977
2)後藤百万,大島伸一:日常診療のための泌尿器科診断学―女性尿失禁の検査.Visual Lecture for Practice,No 6,pp1-15,インターメディカ,2000
3)Walsh PC, Retik AB, Vaughan ED, et al(eds):Campbell's Urology. 8th ed. WB Saunders, Philadelphia, London, New York, St. Louis, Sydney and Toronto, vol 2, chapt. 27, pp1027-1052, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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