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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻4号

2006年04月発行

文献概要

特集 ここが聞きたい―泌尿器科検査ベストプラクティス E.X線検査法 【脈管造影】

57.脈管造影の種類,適応,基本的読影法について教えて下さい。

著者: 清原久和1 中村吉宏1

所属機関: 1市立豊中病院泌尿器科

ページ範囲:P.192 - P.192

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1 脈管造影の種類とポイント

1.腎動脈・腎静脈造影

 主に腎腫瘍や腎盂腫瘍などで腎門部の血行の情報が必要なときに行う。動脈層・静脈層でそれぞれの血管の本数や走行を確認する。最近では,ほとんどの場合に放射線科医が行っているので,詳細は省略する。

2.内精巣静脈造影

 精索静脈瘤の程度を調べるときに行う(図1)。静脈の太さ,逆流の有無,弁の機能などを確認する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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