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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻4号

2006年04月発行

文献概要

特集 ここが聞きたい―泌尿器科検査ベストプラクティス G.核医学的診断法 【神経系検査】

71.神経系検査の適応,方法,基本的読影法について教えて下さい。

著者: 野口満1

所属機関: 1長崎大学医歯薬学総合研究科腎泌尿器病態学

ページ範囲:P.245 - P.247

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1 はじめに

 核医学を用いた神経系検査では,positron emission tomography(PET法)とsingle photon emission computed tomography(SPECT法)がよく知られている1,2)。一般に,泌尿器科医がこれらの検査をオーダーすることはほとんどないように思われる。しかしながら,排尿機能の病態把握時として,局所脳血流測定のSPECTは今後有用となり得る検査法の1つと思われ,活用されるケースも予想される。PETについては別項で詳しく述べられているので,本稿ではSPECTについて解説する。

参考文献

1)O'Leary DH, Hill TC, Lee RG, et al:The use of 123I-iodoamphetamine and single-photon emission computed tomography to assess local cerebral blood flow. Am J Neuroradiol 4:547-549, 1983
2)久保敦司,木下文雄:核医学ノート.第4版.金原出版,2004
3)日本アイソトープ協会.医学・薬学部科会放射線医薬品安全性専門委員会:放射線医薬品副作用事例調査報告.第26報.核医学42:33-45,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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