文献詳細
小さな工夫
文献概要
尿道ステントは手技が容易で侵襲も少ないことに加え,近年素材の向上も手伝って急速に普及しつつある。
これまで当院では,重篤な合併症を有するが故に外科的治療(TURP)の適応から外れる尿閉患者に対して尿道ステント(アンジオメッド社製メモサーム(R))の留置を積極的に行ってきた1)。そのほとんどがステント留置後から良好な排尿状態を保っているが,なかには留置後に再度尿閉に陥る症例も散見される。
これまで当院では,重篤な合併症を有するが故に外科的治療(TURP)の適応から外れる尿閉患者に対して尿道ステント(アンジオメッド社製メモサーム(R))の留置を積極的に行ってきた1)。そのほとんどがステント留置後から良好な排尿状態を保っているが,なかには留置後に再度尿閉に陥る症例も散見される。
参考文献
1)Uchikoba T, et al:Urethral stent(Angiomed-Memotherm▲○R▲)implantation in high-risk patients with urinary retention. Acta Urol Jpn 51:235-239, 2005
2)Gesenberg A, et al:Management of benign prostatic hyperplasia in high risk patients:long-term experience with the Memotherm stent. J Urol 160:72-76, 1998
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