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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻5号

2006年04月発行

小さな工夫

尿道stent in stent

著者: 内木場拓史1

所属機関: 1日本医科大学附属第二病院泌尿器科

ページ範囲:P.339 - P.339

文献概要

尿道ステントは手技が容易で侵襲も少ないことに加え,近年素材の向上も手伝って急速に普及しつつある。

 これまで当院では,重篤な合併症を有するが故に外科的治療(TURP)の適応から外れる尿閉患者に対して尿道ステント(アンジオメッド社製メモサーム(R))の留置を積極的に行ってきた1)。そのほとんどがステント留置後から良好な排尿状態を保っているが,なかには留置後に再度尿閉に陥る症例も散見される。

参考文献

1)Uchikoba T, et al:Urethral stent(Angiomed-Memotherm▲○R▲)implantation in high-risk patients with urinary retention. Acta Urol Jpn 51:235-239, 2005
2)Gesenberg A, et al:Management of benign prostatic hyperplasia in high risk patients:long-term experience with the Memotherm stent. J Urol 160:72-76, 1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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