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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻6号

2006年05月発行

手術手技 尿路内視鏡手術 5

経尿道的膀胱砕石術

著者: 野田治久1

所属機関: 1杏林大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.373 - P.377

文献概要

 要旨:膀胱結石に対する治療は,切石術,膀胱砕石術などが挙げられる。経尿道的膀胱砕石術について,手術の適応,術前準備,インフォームド・コンセント,手術手順や注意点,術後管理など,われわれが実際に行っている方法を概説した。膀胱砕石術は比較的安全な手術ではあるが,結石の大きさや数によっては困難に遭遇することもある。本術式のポイントは視野を十分に保ち,砕石すべき結石片を認識しつつ行うことが重要と考えられる。

参考文献

1)奴田原紀久雄:砕石装置・異物鉗子,バスケットカテーテル.Jpn J Endourol ESWL 18:23-25,2005
2)海野智之,大平智昭,高山達也,他:レーザー膀胱砕石術を施行した巨大膀胱結石.臨泌52:315-317,1998
3)海野智之,大平智昭,高山達也,他:膀胱砕石術:Holmium:YAG laserとLithoclastの治療成績の比較.泌尿紀要46:307-309,2000
4)Pietrow PK,Auge BK,Zhong P,et al:Clinical efficacy of a combination pneumatic and ultrasonic lithotrite. J Urol 169:1247-1249, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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