icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻7号

2006年06月発行

手術手技 尿路内視鏡手術 6

経尿道的尿管鏡手術

著者: 三浦浩康1 濱田和一郎1 山内崇生1

所属機関: 1八戸平和病院泌尿器科

ページ範囲:P.453 - P.460

文献概要

 われわれが行っている尿管鏡手術の適応と手技について概説した。近年尿管鏡は細径化され操作性が向上したことから,容易に上部尿路へアクセス可能になったといえる。われわれは半硬性尿管鏡と軟性尿管鏡下に,ホルミウムヤグレーザーを用いた尿管鏡手術を施行している。その適応は,上部尿路狭窄症,腎出血,尿管良性腫瘍,尿路結石症と多岐にわたり,治療結果も満足のいくものである。尿管鏡手術は低侵襲で治療効果も優れているが,思わぬ合併症もきたすこともあり,十分に手術手技を熟知したうえで施行する必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら