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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科60巻9号

2006年08月発行

学会印象記

第101回American Urological Association annual meetingに参加して―初めての国際学会参加

著者: 内田康光1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部泌尿器科, 現: けいゆう病院泌尿器科

ページ範囲:P.686 - P.687

文献概要

今年のAUAは5月20日から25日まで,ジョージア州のアトランタで開催されました。アトランタは南部最大の商業都市で,CNN,コカコーラ発祥の地で,また小説や映画で有名な『風と共に去りぬ』の舞台となったところでもあります。5月のアトランタは,朝夕は涼しく日中は強い日差しで汗ばむぐらいでほどよい気候でした。学会期間中は天気にも恵まれ,連日晴天でありました。

 メイン会場はGeorgia World Congress Center(G. W. C. C.)で,そのほかに近郊のHyatt Regency Downtown Hotel,Omni Hotelでもさまざまなイベントがありました。Hyatt Regency Downtown Hotelでは今年初めての企画であるAUAとJUA合同のSpecial Society Programがありました。IntroductionにAUAの書記長であるDr. Carol A. Olssonが出席し,泌尿器科医の卒後教育についてのsessionではJUAとAUAでのシステムの違い,今後の改善点,真似るべき点などが話し合われました。G. W. C. C.ではほぼ毎朝7:30より12:00までPlenary Sessionが行われ,その他さまざまな部屋でPodium Session,Discussed Poster Session,Moderated Poster Sessionが行われていました。学会期間中は不思議と目覚めはよく,世界の最先端を学べることへのほどよい緊張感で,朝早いPlenary Sessionもそれほど苦ではありませんでした。午後からは時差ボケもあり昼食後かなりの眠気がおそってきましたが,AUAを可能な限り満喫しようと自分の興味があるPoster Sessionを見たりCourseを受講したりしました。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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