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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻10号

2007年09月発行

文献概要

セミナー 新しい手術器械の応用・4

自動吻合器,自動縫合器

著者: 古家琢也1 岡本亜希子1 橋本安弘1 神村典孝1

所属機関: 1弘前大学大学院医学研究科泌尿器科学講座

ページ範囲:P.819 - P.822

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要約:自動縫合器・自動吻合器は,その発達に伴い内視鏡外科のみならず,さまざまな用途に使用されるようになってきた。特に,操作腔の狭い骨盤腔では有用性が高いものと思われ,当科においても主に膀胱全摘除術に使用してきた。手術時間の短縮,出血量の減少が得られ,骨盤腔での手術に有用であると考えている。本稿では,当科における自動縫合器・吻合器の使用法および使用成績について述べる。

参考文献

1)下地英明,西 巻正,大城崇司,他:開腹術での自動吻合器.臨外 61:459-461,2006
2)高橋信好,工藤茂将,大黒祥光,他:自動吻合器・自動縫合器の使い方―根治的膀胱全摘除術における自動縫合器使用の有用性.臨泌 55:901-904,2001
3)古家琢也,石村大史,工藤誠治,他:自動縫合器を用いて施行した根治的膀胱全摘除術50例の臨床的検討.泌尿器外科 15:307-309,2002
4)Gould DL and Borner J:Applied stapling technique in radical retropubic prostatectomy;efficient, effective and efficacious. J Urol 155:1008-1010, 1996
5)亀岡信悟,荒武寿樹:自動縫合器,吻合器の種類とその特徴.外科治療 34:419-426,2003
6)Aberu SC, Fonseca GN, Cerqueira JB, et al:Laparoscopic radical cystectomy with intracorporeally constructed Y-shaped orthotopic ileal neobladder using nonabsorbable titanium staples exclusively. Urology 66:657, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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