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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻11号

2007年10月発行

手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・10

被膜下前立腺摘除術

著者: 橋本潔1 江左篤宣1

所属機関: 1NTT西日本大阪病院泌尿器科

ページ範囲:P.877 - P.881

文献概要

要旨:前立腺肥大症の治療の主体はTUR-Pや,レーザー治療などで,開腹手術の機会は少ない。しかしながら大きな腺腫の場合,最も確実な治療法となり得るのが,恥骨後式前立腺切除術を始めとする開腹手術である。当術式は,前立腺へのアプローチを始めとする基本操作を習得するに適した手術の1つであり,前立腺周囲の解剖を理解したうえで手術に望み,基本操作を確実,迅速に行うことが要求される。

参考文献

1)Glenn JF:Urologic Surgery. 4th ed. JB Lippincott Company, Philadelphia, pp585-593, 1991
2)荒井陽一,村井 勝(編):前立腺の手術.メジカルビュー社,pp12-29,2001
3)高井計弘,亀山周二:カラーアトラス新泌尿器科手術手技図譜.永井書店,pp172-188,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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