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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻2号

2007年02月発行

手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・2

単純腎摘除術

著者: 斎藤恵介1 堀江重郎1

所属機関: 1帝京大学医学部附属病院泌尿器科

ページ範囲:P.103 - P.114

文献概要

要旨:わが国の泌尿器科において腹腔鏡下手術が広く行われるようになって約10年が経過した。現在では,腹腔鏡下,後腹膜鏡下腎摘除術は,良性疾患のみならず,悪性疾患に対しても標準的な手術手技となりつつある。こうしたなか,開創による腎摘除術の意義,適応,患者に対するインフォームド・コンセントは変遷してきている。本稿では,手術の適応,手技の選択,インフォームド・コンセントの実際,手術手技術,術前・術後の管理について述べる。

参考文献

1)松田公志(編):泌尿器科腹腔鏡手術.Urologic Surgeryシリーズ〈No. 2〉.メジカルビュー社,p10―11,2000
2)小野佳成,寺地敏郎,万谷嘉明(編):腹腔鏡下腎・副腎摘除術―腎篇.診断と治療社,p24,1996
3)藤元博行:泌尿器癌.新癌の外科―手術手技シリーズ2.メジカルビュー社,pp34-35,2001
4)金武 洋:経腰的腎摘出術.臨泌 51:48-52,1997
5)高井計弘,亀山周二:カラーアトラス 新泌尿器科手術手技図譜.永井書店,pp34-35,2003
6)塚本泰司,山口 脩(編):腎癌および上部尿路癌に対する手術.Urologic Surgeryシリーズ〈No. 8〉.メジカルビュー社,p30,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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