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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻2号

2007年02月発行

手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・2

単純腎摘除術

著者: 相馬文彦1

所属機関: 1八戸市立市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.127 - P.137

文献概要

要旨:良性腎疾患に対する単純腎摘除術は最近では行う機会の少ない手術で,なかでも開放手術は腹腔鏡下手術の普及に伴い減少している。しかし,膿腎症や気腫性腎盂腎炎などの高度炎症性腎疾患は現在でも開放手術のよい適応である。本稿では,開放単純腎摘除術の手順や主な術中合併症とその対処法などを解説した。ポイントは,十分な体位,胸膜損傷なしに後腹膜腔到達,腎周囲脂肪組織の剝離,腎動静脈の処理,創洗浄である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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