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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻3号

2007年03月発行

手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・3

根治的腎摘除術

著者: 小林幹男1

所属機関: 1伊勢崎市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.215 - P.224

文献概要

要旨:腎細胞癌の根治手術は,腎全摘除術と腎部分切除術である。以前は,全例に全摘除術を行っていたが,単腎や対側腎が正常である小径腎癌は腎部分切除術の適応になる。腎細胞癌にも体腔鏡下手術が応用される症例は年々増えているが,局所進行癌,下大静脈腫瘍血栓合併例などは開放手術の適応である。本稿では,1960年代以来標準術式である根治的腎摘除術について,基本的事項と経験的な手術手技を加えてわかりやすく解説した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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