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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻4号

2007年04月発行

特集 ここが聞きたい―泌尿器科処置・手術とトラブル対処法

Ⅰ.泌尿器科処置 【カテーテル留置(尿道留置)】

12.尿道カテーテルを留置しようとしている患者です。思うようにいかず,なかなかカテーテルが入りません。どのように対処すればよいでしょうか。

著者: 大和隆1 今井篤1 石村大史1 大山力1

所属機関: 1弘前大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.46 - P.48

文献概要

尿道カテーテルの挿入は,各診療科の日常診療で頻回に行われている基本手技の1つである。通常,正しい手順で行えば容易に尿道カテーテルを挿入することは可能であるが,盲目的な操作であるため,挿入困難な場合に無理をすると出血や偽尿道など医原性の合併症を生じやすい。手技的に問題がないか,尿道に器質的疾患がないかなどに注意を払い,的確な判断と柔軟な対応が必要とされる。

参考文献

1)高橋信好,山内崇生,神村典孝,他:泌尿器科 病棟管理マニュアル.ベッドサイド処置の実際.尿道カテーテル留置・尿閉.臨泌 56(増):152-155,2002
2)新井 学,北原聡史,安田耕作:ここが聞きたい泌尿器科検査ベストプラクティス.機械的検査法【尿道カテーテル】.臨泌 60(増):97-99,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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