文献詳細
特集 ここが聞きたい―泌尿器科処置・手術とトラブル対処法
Ⅰ.泌尿器科処置 【カテーテル留置(尿道留置)】
13.他施設で尿道カテーテル留置がうまくいかず,尿道出血が認められたあとに搬送されてきた患者です。まず行うべきことは何でしょうか。
著者: 大和隆1 萩沢茂1 岩渕郁哉1 古家琢也1
所属機関: 1弘前大学医学部泌尿器科
ページ範囲:P.50 - P.51
文献概要
同じ場所をカテーテルの先端で突くことになるため,結果として尿道粘膜の損傷による出血,ときには偽尿道を形成してしまうこともある。こうなると,泌尿器科医でも容易には尿道カテーテルを挿入することができなくなる。このような場合,尿道損傷が起きた場所,損傷の程度,患者の状態のほか,既往歴なども確認する必要がある。
参考文献
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