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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻4号

2007年04月発行

特集 ここが聞きたい―泌尿器科処置・手術とトラブル対処法

Ⅱ.泌尿器科手術 D.開腹手術 ■腎の手術 【根治的腎摘除術】

65.根治的腎摘除術を施行中の患者です。腫瘍が大きく,腎門部の展開が十分でない状態で,腎への流入血管が残存しているにもかかわらず腎静脈を結紮してしまいました。どのように対処すればよいでしょうか。

著者: 戸澤啓一1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野

ページ範囲:P.197 - P.199

文献概要

1.手術手技の実際(血管処理)

 経腹膜的か後腹膜的かにより腎血管への到達および剝離の操作は異なる。

参考文献

1)吉田 修(監),荒井陽一,松田公志(編):新泌尿器科手術のための解剖学.メジカルビュー社,p128,2006
2)増田富士男,荒井由和,田代和也,他:腎細胞癌に対する経腹的腎摘除術の合併症.日泌尿会誌 75:304-309,1984
3)加藤絋行,田辺達三:術中損傷対策(膵・脾)と血管処理の基本.臨泌 47:375-380,1993
4)上田公介:根治的腎摘除術.臨泌 55:100-103,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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