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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻6号

2007年05月発行

文献概要

手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・5

腎尿管摘除術

著者: 宮澤克人1 近沢逸平1 鈴木孝治1

所属機関: 1金沢医科大学泌尿生殖器治療学

ページ範囲:P.399 - P.406

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要旨:腎盂・尿管癌に対する術式は腫瘍の部位により腎の処理方法,尿管下端部の処理方法に多様性があり,開放手術としてより効果的かつ低侵襲な術式を選択する必要がある。後腹膜的アプローチでの腎摘除についてGerota筋膜の処理の相違による手技法と,下部尿管の処理方法として経尿道的引き抜きと膀胱切開による膀胱カフ切除について述べた。

参考文献

1)日本泌尿器科学会,日本病理学会(編):泌尿器科・病理 腎盂・尿管腫癌取扱い規約.第2版.金原出版,東京,2002
2)山下裕一,白日高歩:血液疾患―止血機能障害.臨泌 55:34-36,2001
3)Jackson CL, Maatman TJ, Montie JE:Complications of renal and adrenal surgery. In:Urologic Complications:Medical and Surgical, Adult and Pediatric. 2nd ed. Edited by Marshall FF. Mosby Year Book, St Louis. Chapt. 9, pp135-162, 1990
4)松田祐一,山中 望:肺塞栓症.臨泌 55:289-292,2001
5)木原和徳:ミニマム創内視鏡下根治的腎摘除術.木原和徳(編):ミニマム創内視鏡下泌尿器手術.医学書院,東京,pp25-67,2002
6)Hermann SR, Semjonow AA, Hertle A:Modified ureteral stripping as an alterative to open surgical ureterectomy. J Urol 155:1568-1571, 1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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