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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科61巻8号

2007年07月発行

手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・7

恥骨後式前立腺摘除術

著者: 山田泰之1

所属機関: 1愛知県厚生連海南病院泌尿器科

ページ範囲:P.631 - P.636

文献概要

要旨:恥骨後式前立腺全摘術を筆者は逆行性に行っている。膀胱との切離を順行性に行ったこともあるが,逆行性のほうが明らかに剝離面がわかりやすく,出血も少ないと思う。前立腺手術に限らず,手術ではどこが出血しやすい場所かを知っていればメリハリのある安全で早い手術が可能になる。このために解剖の把握と経験を積むことが重要である。本稿では筆者が考え,実践していることを述べさせていただいた。

参考文献

1)Messing EM, Manola J, Sarosdy M, et al:Immediate hormonal therapy compared with observation after radical prostatectomy and pelvic lymphadenectomy in men with node-positive prostate cancer. N Engl J Med 341:1781-1788, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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