文献詳細
書評
文献概要
著者のいう「端っこにひっそりおかれる」医学史を,関心の中央へ持ち出すことに「まんが」を使って見事に成功し,それを医師自身が実行しているのが本書の成果です。
まんが自体が美しく無理がなく,楽しい出来映えで,「医学史の入門のまた入門」のつもりと謙遜していますが,どうしてどうして。内容はヒポクラテス・ガレノスに始まり現代までカバーし,途中では日本の医学史も扱い,最新部分はDNA・移植医療・生殖医療に及びます。特に,この最新領域のカバーがみごとな点が特筆に値します。
まんが自体が美しく無理がなく,楽しい出来映えで,「医学史の入門のまた入門」のつもりと謙遜していますが,どうしてどうして。内容はヒポクラテス・ガレノスに始まり現代までカバーし,途中では日本の医学史も扱い,最新部分はDNA・移植医療・生殖医療に及びます。特に,この最新領域のカバーがみごとな点が特筆に値します。
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