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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科62巻12号

2008年11月発行

書評

「臨床研究マスターブック」―福井次矢 編 フリーアクセス

著者: 堀内成子1

所属機関: 1聖路加看護大学・母性看護学

ページ範囲:P.953 - P.953

文献概要

 コクラン共同計画が,国民保健サービスの一環として始まり,EBMが浸透していった英国でこの原稿を書いている。ICM(国際助産師連盟)評議会への出張で会議漬けだが,気がかりなものをカバンに入れてきた。1つは締め切りが迫っているこの書評であり,もう1つは戻ってきたばかりの英文論文の査読結果である。指摘事項は,予測していなかった内容なので返答に時間が必要で,少し憂うつな気分だ。

 『臨床研究マスターブック』の著者7人のうち,5人が所属している聖ルカ・ライフサイエンス研究所臨床疫学センターは,聖路加国際病院のグループ施設である。提供する医療の質を高めるために設置され,スタッフは自ら臨床研究を行うだけでなく,医療にかかわるすべての人々が行う研究をサポートする体制がとられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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