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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科62巻3号

2008年03月発行

書評

「日本臨床薬理学会認定CRCのための研修ガイドライン準拠 CRCテキストブック 第2版」―日本臨床薬理学会 編・中野重行,安原 一,中野眞汎,小林真一 責任編集 フリーアクセス

著者: 井部俊子1

所属機関: 1聖路加看護大学

ページ範囲:P.222 - P.222

文献概要

 1998年に,これまでわが国には存在しなかった新しい職種が誕生した。この職種は新GCP(Good Clinical Practice)に規定される「専門的立場から治験責任医師などの業務に協力する治験協力者」であり,「治験を実施するチームの一員」として位置づけられた。当初は「治験コーディネーター」と称されたが,その後,治験のみならず臨床試験から臨床研究への支援において中心的な役割を担うものとして「CRC(Clinical Research Coordinator)」へと発展した。そして,2004年秋から日本臨床薬理学会がCRCの認定試験を実施し,今年で4回目を迎える。

 本書の初版は認定CRCをめざす受験者を対象に,日本臨床薬理学会が公表した「CRCのための研修ガイドライン(項目)」に準拠して執筆され,2002年10月に発刊された。それから4年半が過ぎ,このたび改訂第2版が刊行の運びとなった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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