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特集 泌尿器科外来ベストナビゲーション
1.尿路・性器の炎症性疾患 ■特異性感染症 【尿路性器結核】
21.無菌性膿尿の患者です。尿培養で結核菌が検出されました。対処と処方について教えてください。
著者: 遠藤勝久1
所属機関: 1JR東京総合病院泌尿器科
ページ範囲:P.75 - P.77
文献概要
結核はグラム陽性桿菌であり,このうちヒトへ結核を引き起こす代表的な菌群が
戦後,現行の結核予防法が制定され,さらに患者管理制度の強化がはかられた。その結果,全結核症の罹患率・死亡率は低下を続け,2005年で,罹患率(人口10万対)は22.2,死亡率(人口10万対)は1.8となっている1)。尿路結核は,2006年の結核総数26,384件のうち152件(0.57%)であった。しかし,先進諸国の中ではまだ高い状況であり,「中蔓延国」にランク付けされているのが現状である2)。
参考文献
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