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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科63巻13号

2009年12月発行

手術手技 小児泌尿器科手術Ⅱ 性器系の手術・1【新連載】

精巣固定術

著者: 川合志奈1 久保太郎1 中村繁1 中井秀郎1

所属機関: 1自治医科大学とちぎ子供医療センター小児泌尿器科

ページ範囲:P.1059 - P.1067

文献概要

要旨 停留精巣に対する精巣固定術は,日頃小児泌尿器科に携わることの少ない泌尿器科医によって行われることが最も多い小児泌尿器科手術である。しかも,比較的簡単な手術とみなされ,初心者の手に委ねられることも少なくないが,精巣固定術を確実に遂行することは意外に困難である。今回は,触知可能な停留精巣に対する鼠径部切開法について,初心者が混乱しやすいであろう部分を重点的に述べたい。

参考文献

1)伊藤 隆:解剖学講義,第1版.南山堂,東京,pp319-327,1993
2)柵瀬信太郎:鼠径部ヘルニアの手術 第1版,沖永功太編,へるす出版,東京,pp2-26,2003
3)山崎雄一郎:小児泌尿器科における日帰り手術―停留精巣.臨泌 58:743-749,2004
4)佐藤裕之,他:精巣固定術:臨泌 61:334-335,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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