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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科63巻4号

2009年04月発行

特集 イラストレイテッド 膀胱全摘除術と尿路変向術

手術手技 (2)膀胱全摘除術

11.男性の膀胱全摘除術

著者: 加藤晴朗1

所属機関: 1信州大学医学部附属病院泌尿器科

ページ範囲:P.95 - P.105

文献概要

要旨:男性膀胱癌における根治的膀胱全摘術は,女性におけるものと比較すると難易度は高いが,解剖学的知識の集積はもちろんのこと,手術器具の進歩によって,以前に比べるとより根治的に,より短時間に,出血量も最少で施行できるようになった。よりよい尿路再建を患者さんに提供するためにも,安全確実で根治性の高い膀胱全摘術を追求すべきである。今回,われわれが施行している膀胱全摘術の手術手技の概要を,腹膜の切開および側方・後方靱帯の処理を中心に紹介する。特に勃起機能温存や射精機能温存を考慮しない方法である。

参考文献

1)加藤晴朗:イラストレイテッド泌尿器科手術.医学書院,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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