文献詳細
特集 イラストレイテッド 膀胱全摘除術と尿路変向術
手術手技 (3)尿路変向術
文献概要
要旨:尿路変向術として,回腸導管造設術は非常にポピュラーであり,中心的役割を果たしている。この手術法は,1950年にBricker1)により発表された術式で,腸管腸管吻合や尿管導管吻合にさまざまな改良が行われ,安定した手術法となっている。泌尿器科医としてマスターしておかなければならない手術の1つである。
参考文献
1)Bricker EM:Bladder substitution after pelvic evisceration. Surg Clin North Am 30:1511-1512, 1950
2)宇野光子:回腸導管―患者にとってよいストーマとは? 泌尿器科 専門医にきく最新の臨床.中外医学社,東京,pp75-77,2008
3)Bricker EM:Substitution for the urinary bladder by the ese of isolated ileal segments. Surg Clin North Am 103:1117-1130, 1956
4)Wallace DM:Ureteric diversion using a conduit:a simplified technique. Br J Urol 38:522-527, 1966
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