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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科63巻4号

2009年04月発行

特集 イラストレイテッド 膀胱全摘除術と尿路変向術

手術手技 (3)尿路変向術

20.尿失禁型―回腸導管造設術

著者: 住吉義光1

所属機関: 1四国がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.167 - P.172

文献概要

要旨:尿路変向術として,回腸導管造設術は非常にポピュラーであり,中心的役割を果たしている。この手術法は,1950年にBricker1)により発表された術式で,腸管腸管吻合や尿管導管吻合にさまざまな改良が行われ,安定した手術法となっている。泌尿器科医としてマスターしておかなければならない手術の1つである。

参考文献

1)Bricker EM:Bladder substitution after pelvic evisceration. Surg Clin North Am 30:1511-1512, 1950
2)宇野光子:回腸導管―患者にとってよいストーマとは? 泌尿器科 専門医にきく最新の臨床.中外医学社,東京,pp75-77,2008
3)Bricker EM:Substitution for the urinary bladder by the ese of isolated ileal segments. Surg Clin North Am 103:1117-1130, 1956
4)Wallace DM:Ureteric diversion using a conduit:a simplified technique. Br J Urol 38:522-527, 1966

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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