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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻11号

2010年10月発行

文献概要

特集 外来で行う泌尿器科手術―私のテクニック

当センターにおける精巣生検法

著者: 田井俊宏1 永尾光一1 小林秀行1 尾崎由美1 片桐由起子1 中島耕一1

所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院リプロダクションセンター

ページ範囲:P.827 - P.830

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要旨 近年,精巣生検は男性不妊症に対する診断目的よりも,無精子症に対する精巣内精子回収の目的が主流となっている。精子回収目的として行う際,血性ホルモン値などで適切な治療を選択する必要がある。当院においてTESE・MDTESEともに局所麻酔下にて日帰り手術として施行している。ほとんどの症例において苦痛の訴えはなく,軽度の痛みを感じる症例でも手術不可能であった例は認められなかった。

参考文献

1)Schlegel PN and Li PS:Microdissection TESE:sperm retrieval in non-obstructive azoospermia. Hum Reprod Update 4:439, 1998
2)Koga M, et al:Clinical comparison of successful and failed microdissection testicular sperm extraction in patients with nonmosaic Klinefelter syndrome. Urology 70:341-345, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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