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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻11号

2010年10月発行

学会印象記

「第105回米国泌尿器科学会(AUA)」印象記

著者: 安藤亮介1

所属機関: 1安城更生病院泌尿器科

ページ範囲:P.862 - P.863

文献概要

 第105回米国泌尿器科学会が,2010年5月29日~6月3日,カリフォルニア州サンフランシスコで開催されました。サンフランシスコは米国西海岸を代表する大都市であり,ロサンゼルスと共にカリフォルニア経済,金融,工業の中心地として知られています。サンフランシスコには,ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフなどの見所が多く,坂の多い市内を伝統あるケーブルカーが走る人気の観光地でもあります。サンフランシスコは年間を通じて気温差が少なく,どの時期に訪れてもすごしやすいと言われています。今回の学会期間中も,朝方,夕方に冷え込むこともありましたが,日中は連日気持ちの良い晴天が続き,快適にすごすことができました。

 さて,学会会場は市内最大のコンベンションセンターであるモスコーニセンターで,モスコーニ・サウス,ノース,ウエストの3つの建物に分かれていました。モスコーニセンターは,柱を用いない独自の建築方法で建てられており,とても開放感のある会場でした。今年の一般演題は約2,200あり,日本からは約170演題が採択されていました。AUAでは,早朝からさまざまなcourse,moderated poster session,podium session,video sessionが同時進行しており,効率よく興味あるsessionを見てまわるのに頭を悩ませていました。そこで,毎朝7時半から始まるplenary sessionを見ることを日課としました。plenary sessionでは,前日のhighlightsから,news,panel discussionsなどがテンポよく次々と進行し,聴衆を飽きさせることがありませんでした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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