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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻12号

2010年11月発行

書評

「イラストレイテッド外科手術 第3版 膜の解剖からみた術式のポイント」―篠原 尚,水野惠文,牧野尚彦 著 フリーアクセス

著者: 笹子三津留1

所属機関: 1兵庫医科大学・上部消化管外科

ページ範囲:P.889 - P.889

文献概要

 手術を勉強中の外科医にはぜひお勧めしたい1冊です。私も手に入れて良かったと心より思っています。理由は以下の通りです。

 各時代に解剖にうるさい外科医はいましたが,その多くは癌の専門家で特定の臓器に関する造詣が深い人たちでした。その先人たちから私も多くを学びましたが,本書は中小規模の病院で,すべての分野の一般消化器外科患者の手術に携わらねばならない外科医にとって,必要と思われる術式がほぼ網羅されています。これだけの内容,そして数百の素晴らしい図をほとんど1人で手がけた書物は他に類を見ません。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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