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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻13号

2010年12月発行

症例

摘出に難渋した磁性体を核とした膀胱異物結石

著者: 還田稔1 古畑壮一2

所属機関: 1総合高津中央病院泌尿器科 2川崎市立多摩病院泌尿器科

ページ範囲:P.1021 - P.1023

文献概要

症例は62歳男性。主に下腹部痛を主訴に泌尿器科を受診。当初尿道炎として抗菌剤投与するも軽快せず,6日後再診となる。再診時のエコー,KUBでゴルフボール大の膀胱結石と結石内部の数珠状異物の所見を認めた。後日内視鏡下膀胱砕石術および異物除去術を施行したが,異物は小磁性体物質よりなっており摘出に難渋した。外来診療で難治性の尿路感染症を診た場合,異物や結石の存在を念頭に置く重要性が再認識された。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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