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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻2号

2010年02月発行

小さな工夫

内視鏡を用いない小切開根治的腎摘除術

著者: 岡聖次1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構大阪医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.176 - P.177

文献概要

 ミニマム創手術開始時に内視鏡が常時使用できなかったという院内事情により,われわれは2003年8月~2008年3月の間に40例の腎癌患者に対し内視鏡の補助なしで摘出腎の大きさに応じた小切開根治的腎摘除術を施行した。初期症例の結果についてはすでに報告しているが1),開始後種々の工夫を加え,今日ではT1腫瘍に対しては内視鏡の補助なしでも通常6~7cmの皮膚切開で根治的腎摘除術が可能となったので,その手術法を紹介する。

参考文献

1)北村雅哉,野原隆弘,河嶋厚成,他:腎に対するミニマム創手術の試み.泌尿器外科 18:1135-1138,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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