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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻3号

2010年03月発行

小さな工夫

手製のsingle port-accessデバイスによる腹腔鏡下副腎摘除術

著者: 坂本亘1 葉山琢磨1 石井啓一1

所属機関: 1大阪市立総合医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.264 - P.265

文献概要

 Single port accessによる腹腔鏡手術は,傷の目立たない臍部に小切開を置き,single port access用の特殊なデバイスや,屈曲する特殊な鉗子を用いて行うものである。本邦ではこのデバイスは2009年12月にSILS Port(COVIDIEN)として認可されたが,それ以前にわれわれは手製のデバイスを作成し1),通常の腹腔鏡鉗子で,2例の小さな副腎腫瘍(アルドステロン症,褐色細胞腫)に手術を行った。

参考文献

1)Ichihara T, Takada M, Fukumoto S, et al:A novel technique of finger-assisted laparoscopic surgery. Am J Surg 187:285-287, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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