icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

特集 泌尿器科検査のここがポイント

B 身体診察 腹部の診察

Q5 腹部の視診・触診・聴診のポイントを教えてください。

著者: 近藤恒徳1

所属機関: 1東京女子医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.32 - P.35

文献概要

要旨 腹部診察により得られる理学的所見は,近年広く普及した超音波検査,CTスキャンなどにより軽視される傾向にある。しかし,いまだに理学的所見により,治療方法,手術適応などが判断されることもあり,重要な意義を持つ。このため,腹部診察方法を系統的に理解することが重要である。視診,聴診,打診・叩打診,触診の手順で,それぞれのポイントを確認しながら行うことが重要であり,研修医はもちろん,熟練した医師においても,ときどきそのポイントを再確認しておくことが必須である。

参考文献

1)古谷伸之:腹部の診察.田邊政裕(編):診察と手技がみえる.Medic Media, 東京,pp116-141,2006
2)仁平寛巳,吉田 修:理学的並びに一般検査.吉田 修(編):ベッドサイド泌尿器科学 診断・治療編.南江堂,東京,pp89-91,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら