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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

特集 泌尿器科検査のここがポイント

B 身体診察 陰茎の診察

Q6 陰茎の診察のポイントを教えてください。

著者: 外間実裕1

所属機関: 1沖縄赤十字病院泌尿器科

ページ範囲:P.36 - P.38

文献概要

要旨 陰茎の診察に関する私見を述べる。陰茎の診察はプライベートな部分の診察なので,十分な説明と同意が必要である。成人と小児では診察法も対象疾患も異なってくるので,それぞれ工夫が必要となってくる。また,最近症例が増えているEDに関しても,プロスタグランディンなどの血管作動薬を用いた検査を行う必要があり,正しい手技を身につけるべきである。さらに,陰茎の生理的な徴候を病変と判断すると患者の利益を大きく損なうので,正しい判断を行うように心掛ける。

参考文献

1)丸茂 健:勃起障害の診断と治療.日本泌尿器科学会/日本Men's Health医学会「LOH症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会(編):加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)診療の手引き.じほう,東京,pp67-77,2007
2)尾上泰彦:Visual Dermatology.秀潤社,東京,pp599-600,2009
3)西山茂夫:外陰部皮膚疾患アトラス.日本医学出版,東京,p46,1998
4)清水 浩:あたらしい皮膚科学.中山書店,東京,pp252-253,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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