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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

文献概要

特集 泌尿器科検査のここがポイント C 尿検査 尿一般検査

Q11 尿検査の進め方について教えてください。

著者: 丸茂健1 萩生田純1

所属機関: 1東京歯科大学市川総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.54 - P.55

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要旨 尿検査は被検者への負担が少なく,腎・尿路系疾患のみならず,糖尿病などの代謝性疾患,肝・胆道疾患,溶血性疾患の早期発見,病態理解のために欠かせない検査である。採尿にあたっては随時尿(新鮮尿),早朝尿,カテーテル尿,蓄尿がある。試験紙で判定が可能な異常尿には尿蛋白,血尿,尿糖,ビリルビン尿,ケトン尿,ウロビリノゲン尿などがあり,スクリーニング検査として有用であるが,一方では偽陽性と偽陰性に注意を払うことも必要である。

参考文献

1)守山敏樹:検尿の原則.一般臨床医(プライマリケア)のための検尿の考え方・進め方.日本腎臓学会「検尿の勧め」啓発委員会,東京,pp10-11,2003
2)坂爪 実,下条文武:尿異常とは[成人].腎・泌尿器疾患診療マニュアル―小児から成人まで.日本医師会,東京,pp38-39,2007
3)吉田英昭,浦 信行:尿糖[成人].腎・泌尿器疾患診療マニュアル―小児から成人まで.日本医師会,東京,pp51-52,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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