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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

特集 泌尿器科検査のここがポイント

C 尿検査 細菌検査

Q15 細菌検査のポイントについて教えてください。

著者: 高橋聡1

所属機関: 1札幌医科大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.71 - P.73

文献概要

要旨 尿路感染症の起炎菌においても耐性菌分離の頻度が高くなりつつあり,尿培養検査で起炎菌を分離し,抗菌薬感受性試験を行うことは,適切な治療を行ううえで重要である。また,尿道炎においては,正確な起炎微生物の診断が適切な治療を行ううえで重要であり,性感染症の感染制御という点からも,より高感度で診断が可能な核酸増幅法の活用が必要である。

参考文献

1)熊本悦明,塚本泰司,松川雅則,他:尿路感染症分離菌に対する経口ならびに注射用抗菌薬の抗菌力比較(第26報2004年)―その2患者背景.Jpn J Antibiotics 59:201-213,2006
2)山本新吾:尿路病原性大腸菌における病原因子の研究.日細菌学誌 58:431-439,2003
3)Takahashi S, Takeyama K, Kunishima Y, et al:Analysis of clinical manifestations of male patients with urethritis. J Infect Chemother 12:283-286, 2006
. Ann Intern Med 142:914-925, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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