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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

文献概要

特集 泌尿器科検査のここがポイント D 器械的検査 カテーテル 尿道カテーテルの挿入

Q18 膀胱尿道カテーテルの挿入方法のコツについて教えてください。

著者: 雑賀隆史1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学

ページ範囲:P.82 - P.85

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要旨 尿道カテーテルの挿入に際しては,下部尿路の解剖を理解し,そのイメージを念頭に置いて施行する。一般に比較的安全に施行できるが,十分な知識と適切な技術がなければ,尿道損傷などの合併症を生じる可能性がある。また,男性の導尿法の基本は,カテーテル挿入時に陰茎をしっかりと把持して尿道を十分に伸展させることである。挿入困難な症例を早期に診断し,必要に応じて挿入方法を変更すべきである。

参考文献

1)上原慎也,門田晃一,公文裕巳:外科救急処置アトラス―基本手技 導尿法.外科治療 94増刊:416-422,2006
2)公文裕巳:プライマリ・ケアにおける導尿法と尿路管理.梅澤俊彦(編):Primary care note 泌尿器疾患.日本医事新報社,東京,pp186-201,2004
3)奥田比佐志,東間 紘:外科医に必要なベッドサイド処置―導尿法.外科治療 78:1060-1064,1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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