icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

特集 泌尿器科検査のここがポイント

E 内視鏡的検査 膀胱尿道鏡 硬性鏡の種類と特徴

Q26 硬性鏡の種類と特徴について教えてください。

著者: 加藤忍1

所属機関: 1平塚市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.106 - P.108

文献概要

要旨 最近では,男性の膀胱尿道鏡検査は,軟性膀胱鏡による検査が主流となっており,硬性鏡が使用される頻度は下がってきている。しかし,硬性鏡検査は経尿道的切除術をはじめとする内視鏡手術における内視鏡の扱い方の基礎となるものである。男性と女性では尿路の解剖が異なり,特に男性の尿道挿入時には立体的解剖学的理解が必要である。硬性鏡検査は被験者に負担がかかる検査であり,検査時間を短時間にするためにも,事前の準備と習熟を怠らないようにすることが大切である。

参考文献

1)松岡 啓:機械的検査と処置.内藤誠二(編):新泌尿器科学.南山堂,東京,pp100-103,2001
2)三木 誠:Ⅲ泌尿器内視鏡検査の基本手技―1膀胱尿道鏡.三木 誠(編):泌尿器科内視鏡.医学書院,東京,pp29-38,1996
3)伊勢田徳宏:泌尿器科病棟管理マニュアル―膀胱鏡検査膀胱生検.臨泌 56(増刊):53-56,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら