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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

特集 泌尿器科検査のここがポイント

F 尿路機能検査 尿流動態検査法 プレッシャーフロースタディ

Q34 プレッシャーフロースタディの適応,方法,臨床的意義,結果を理解するためのポイントを教えてください。

著者: 石塚修1 西沢理1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.133 - P.135

文献概要

要旨 プレッシャーフロースタディは,尿流測定時に膀胱内圧を同時に記録して,膀胱出口部の閉塞の程度や,膀胱収縮力などの評価が必要な場合に適応となる。評価法としては,膀胱内圧と最大尿流率の関係をグラフにしたAbrams-Griffithsのノモグラム,Schäferのノモグラムを用いて,個々の症例の結果を当てはめて診断を行う。実際には,前立腺肥大症に対する術前の手術効果予測に用いられることが多い。

参考文献

1)吉村直樹:尿流動態検査.西沢 理,松田公志,武田正之(編):NEW泌尿器科学,改訂第2版.南江堂,東京,pp102-103,2007
2)日本泌尿器科学会,日本排尿機能学会,日本老年泌尿器科学会,排尿機能検査士制度委員会(編):実践研修排尿機能検査.ブラックウェル・パブリッシング,東京,pp59-74,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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