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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

文献概要

特集 泌尿器科検査のここがポイント F 尿路機能検査 尿流動態検査法 尿道内圧測定

Q36 尿道内圧測定の適応,方法,臨床的意義,尿道内圧曲線を理解するためのポイントについて教えてください。

著者: 長田浩彦1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.141 - P.143

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要旨 尿道内圧測定(urethral pressure measurement)は尿道内腔を押し広げる圧力に対する抵抗値を連続的に測定する検査で,この検査で得られる尿道全長にわたる尿道内圧を示す曲線を尿道内圧曲線(urethral pressure profile:UPP)といい,膀胱内圧測定検査の際に付随して行われることが多い。最大尿道閉鎖圧が低値の場合,括約筋機能不全が疑われる。しかし,尿道内圧曲線は静的な状態で測定されるものであるので,動的な下部尿路閉塞を評価するにはプレッシャーフロースタディを行うべきである。

参考文献

1)本間之夫,西沢 理,山口 脩:下部尿路機能に関する用語基準―国際禁制学会標準化部会報告.日泌会誌 14:278-279,2003
2)西沢 理,後藤百万,武井実根雄:実践研修排尿機能検査.Blackwell Publishing,東京,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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