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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

特集 泌尿器科検査のここがポイント

G X線検査 腎尿管膀胱単純撮影(KUB)

Q39 腎尿管膀胱単純撮影の撮影法,基本的読影法,得られる情報はどんなものかについて教えてください。

著者: 松崎章二1

所属機関: 1稲城市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.152 - P.154

文献概要

要旨 腎尿管膀胱単純撮影は腹部単純撮影の1種であり,腎臓,尿管,膀胱を特に意識するために腎尿管膀胱単純撮影と呼ばれる。検査の対象は尿路結石,血尿,腹痛,後腹膜腔疾患,骨盤内臓器疾患,腹部外傷,尿路異物であり,ステント・カテーテル・ドレーンの位置確認にも使用される。尿路疾患以外では腸管閉塞,腹腔内液体貯留,骨格の異常などの情報が得られる。上腹部の肋軟骨の石灰化像や動脈石灰化像,リンパ節石灰化像,あるいは骨盤内の静脈結石像は尿路結石と鑑別する必要があり,それらの石灰化像の特徴を説明した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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