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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

文献概要

特集 泌尿器科検査のここがポイント G X線検査 腎血管造影

Q48 腎血管造影の種類,適応,基本的読影法について教えてください。

著者: 伊東伸剛1 中塚誠之1

所属機関: 1慶應義塾大学病院放射線診断科

ページ範囲:P.184 - P.187

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要旨 画像機器の進歩に伴って,診断のみを目的とした腎血管造影を行う機会は減少している。現在は腎動脈狭窄部位の詳細な把握,腎腫瘍・術後出血などで出血部位の確認,腎動脈瘤,腎動静脈奇形の形態や分枝血管の把握など,IVRの前段階としての役割が大きくなっている。本稿では,腎血管造影の種類,適応,画像所見について概説する。

参考文献

1)Ronald JZ and Glenn AT:Genitourinary Radiology. Mosby-Year Book, St. Louis, pp37-39, 1997
2)成松芳明:腎・副腎-腎臓.平松京一(編):腹部血管造影診断の基本と実際.金原出版,東京,pp194-222,1997
3)Bourgoignie J, Kurz S, Catanzaro FJ, et al:Renal venous rennin in hypertension. Am J Med 48:332-342, 1970
4)濱 光:腎動静脈奇形・腎動静脈瘻.石橋忠司(編):改訂版IVR手技―合併症とその対策.メジカルビュー社,東京,pp227-233,2005
5)豊田尚之,柿沢秀明,稗田雅司,他:腎動静脈奇形・動脈瘤,腎腫瘍.腎囊胞.臨床放射線編集委員会(編):Interventional Radiologyのコツ.金原出版,東京,pp325-332,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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