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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科64巻4号

2010年04月発行

特集 泌尿器科検査のここがポイント

L 腎機能検査 腎機能検査

Q74 腎血流量検査と分腎機能検査の種類,それぞれの適応,意義について教えてください。

著者: 早川邦弘1

所属機関: 1藤田保健衛生大学泌尿器科

ページ範囲:P.288 - P.289

文献概要

要旨 総腎機能の一部である腎血流量,腎血漿流量を測定するためには,パラアミノ馬尿酸(PAH)のように腎動脈から血液によって腎臓に運ばれて,糸球体および尿細管から全量が尿中に排泄され,腎静脈中にはまったく検出されないような物質のクリアランスを計測すればよい。また,腎機能を左右別に評価する分腎機能検査としては,簡便法としての静脈性尿路造影,インジゴカルミン排泄試験,アイソトープを用いたレノグラムなどによる評価が一般的に行われる。

参考文献

1)新家俊明,森本鎮義:腎機能検査.栗田 孝(編):TEXT泌尿器科学,第2版.pp39-47,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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