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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科65巻12号

2011年11月発行

文献概要

特集 専門医のための性分化疾患講座

泌尿器科専門医が知っておくべき代表的な性分化疾患

著者: 松本富美1 小林憲市1 鬼武美幸1 島田憲次1

所属機関: 1大阪府立母子保健総合医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.905 - P.908

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要旨 性分化疾患の原因となる病態は多岐にわたり,また分類も複雑なため,理解に苦しむことも少なくない。本稿では,性別不詳児,いわゆるambiguous genitaliaを有する新生児の原疾患の特定に至る過程をもとに,代表的な疾患についてまとめた。性別の判定は人の一生を左右する最も重要な決断の1つであり,動揺している両親の不安を和らげ,適切な対応ができるよう,理解に努めたい。

参考文献

1)田島敏広:先天性副腎不全の診断とその病態.小児科臨床 62:1785-1795,2009
2)Matsui F, Shimada K, Matsumoto F, et al:Long-term outcome of ovotesticular disorder of sex development:a single center experience. Int J Urol 18:231-236, 2011
3)林 祐太郎:DSD(性分化異常症)の診断.日本泌尿器科学会2009年 卒後教育テキスト 14:41-57,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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